「今回いただいた人生をどう歩みたいのか」
私はよくこれを考えます。
人生は一度きり、
残り時間はあるように見えてすごく短い。
そう頭では分かっていても、
日々の忙しさに翻弄されていると
目の前のことに流されてしまいがちです。
いつか時間ができたらやろう
然るべきタイミングでやろう
そうして日々をこなしているうちに
我が子が赤ちゃんから
保育園児になり、
小学生になり、
中学・高校生になり
成人して無事に就職し、
「ああ、やっと私のために時間が使える」
と思ったタイミングで親の介護。
または自分やパートナーの病気が発覚。
こんな後悔って、きっと、
地球上の何億人もが経験しているはず。
なんのために生まれて、
なにをして生きるのか
わからないまま終わる
そんなのは嫌だ
そう、強く思います。
「自分の人生を何かに燃やしたい」
だけど現実の私は、
ずーっと流されて流されて、
「人生のスイッチ」をONにできない状態で
長い時間を過ごしていたのです。

どうも、こんにちは。
新潟県で10年以上、ライターをしている
ひとひら企画代表の渡辺まりこです。
振り返ると、私はずっと
波に流されるままに
漂流しているような人生でした。
進学、結婚、子どもを持つという選択
すべてが「何となく」。
実は、ライターという仕事も
自分で「やりたい」と思って
始めたわけではありません。
2012年、市役所の契約社員となり
フリーペーパーを企画して制作する仕事を任され
出産をきっかけに退職。
その後、縁があって
「うちの雑誌で書かない?」
と地元タウン誌編集者さんからお誘いがあり
業務委託で仕事を任されたことから
キャリアが始まりました。
とはいえ、
取材をして記事を書くという仕事は、
とてもエキサイティングでした。
まちづくりのリーダー
お医者さん
農家さん
イタリア料理店シェフ
小学校の先生
eスポーツ選手
そんな人たちを取材して、
半生を聞くことは
自分の価値観が広がっていくように感じました。
これは私の天職かもしれない…!!
まるで遊ぶように、
人と出会い、記事を書く日々。
しかも取材相手や読者から「ありがとう」の反響がある。
すごく素晴らしい仕事だなと思いました。
取材する相手の方は
自分の人生に本気で向き合っている人たちばかり。
みなさん共通して
こんなことを仰るんです。
「こんな夢を持ってて、叶えていきたいんですよ」
その夢や目標の中身は
人それぞれ違うんだけど、
キラキラとした笑顔がなんだか
「まぶしいなぁ」って
私は心から羨ましく思いました。
そして、ふと気づくんです。
私の心の中の小さな違和感に。
もちろんライターという仕事は大好き。
取材をするのも大好き。
それなのに……
経験を重ねるうちに、
ご縁に合わせてくる仕事をひたすら受けるということに
モヤモヤを抱えてしまったのです。
私が自ら
ライターとして生きるという人生を
決めたわけじゃない。
求められるから頑張る、やってみる。
それも決して悪くはないんだけど……
そんなある日、私に衝撃的な出会いがありました。
「発酵」というキーワードに出会ったのです。
「大好きなこと」を見つけたのに挫折・・・
あれはたしか2016年冬のこと。
友人にたまたま誘われて参加した
「麹造りワークショップ」にて
発酵に開眼してしまったのです。

私は来る日も来る日も
麹や味噌や醤油について調べ、
実際に手作りするようになりました。
そして、福岡にある民間の発酵関連の資格を取り、
新潟に戻ってすぐに発酵料理教室をオープンしました。
(ライターはこの頃も細々やっていました)
世間は発酵ブームということもあって、
Facebookで発酵食品や発酵料理教室の告知をすると
すぐにお客さんが集まりました。

ありがたいことに、
地元テレビ番組で取材していただいたり
雑誌の発酵特集では専門家として登場させていただいたり。
傍目からは「まりこちゃん、活躍しているね!」と言われて
きっと順調に見えていたのだと思います。
でも、実際は全然違かったんです。
ビジネスのことについて全く無知だったので、
原価計算もせず、非効率な作業も多く、
まったく稼ぎにつながっていませんでした。
「ただただ好き」に突っ走っていただけ。
料理教室の当日はプレッシャーすぎて、
お客さんを喜ばせたいというより、
失敗しないかな?
美味しいって言ってもらえるかな?
こんなネガティブなことばかりを考えて
しょっちゅうお腹が痛くなっていました。
自分の好きなことをやっているはずなのに
全然幸せじゃない
私はこの事実に気づき、
愕然としました。
そんなこんなで、タイミングが良いのか悪いのか
世間はコロナ禍へ。
私はほっとした気持ちで
発酵料理教室をクローズドさせたのでした。
「お金を稼ぐ」に振り切る日々
さて、それじゃあライター業へ本腰を入れようか
とも思ったんですけど、
当時、対面取材をメインにしていた私は、
お仕事がほぼなくなるという悲惨な状況でした。
さて、どうしようか、、、
そんなとき、たまたま
リアルママ友がブログをやっていて
「実は先月、月100万円稼いだんだよね」
とこっそり教えてくれたんです。
ライターの仕事は激減していて時間はある。
好きなことをやっていても、
お金にはならないことがわかってしまった。
だったら「稼ぐ」に振り切ってしまうのも
良いのではないだろうか…?
この時の私は、
確かにカチリとスイッチが入りました。
毎日必ず1記事以上の更新。
それを半年間続けたところ
自力で月10万円を達成することができました。
わぁ、私やればできるじゃん!!
この時、確かに何かしらの手応えを感じたのを覚えています。
でも、素人がいくら独学でやっても
そのさらに上を達成するイメージが全然湧かないんですね。
そこで私は、清水の舞台に飛び降りるかの気持ちで
ブログコンサルに60万円を支払い
コミットすることを決めました。
その結果がこちらです。

これはとあるASP(アフィリエイト業者)一つで出した成果なので
実際は最高で月80万円くらいはいったと思います。
でも、私の心は疲弊していました。
トレンドの情報を追いかけ、
芸能人の不倫やら炎上やらを記事にして、
コタツ記事を量産しまくって、
その成果としてお金を受け取る。
確かにお金にはなるけど
正しいことをしているとは、
微塵も思えませんでした。
そんなこんなで、コンサル期間が終わり、
その直後、大型アップデートがやってきました。
はい、終了です。
収益は一気に10分の1以下に落ち込み、
もうブログは引退することに。
またもや、自分で決めたことを
あきらめてしまったのでした。
転機、私に圧倒的に足りていなかったこと・・・
ブログを辞めた頃、
幸運なことにライターとしては追い風でした。
2022年、コロナをきっかけに
誰もがZOOMを使いこなせるようになり
オンライン取材が可能になったのです。
これまでは、地元新潟の出版社や企業からの依頼が
メインだったのが
東京を本社に持つ会社からの依頼が
ぐっと増えていきました。
このまま、ライター業に本腰を入れるのもいいかもしれない・・・
そう思って、改めて執筆やインタビュースキルを学ぶべく
大手の講座を受講して、基礎を再確認しました。
でも、自分の人生で
「職人であるライターとして生きる」
というのは、何だか違和感があったのです。
なぜかというと、
私は職人タイプではないと
自覚していたから。
そして、過去に発酵料理教室は挫折したものの
自分のプロダクトを伝えていくことに
まだ未練があったのです。
そんなときに出会ったのが、
現在の私の師である、北原孝彦さんのYouTubeでした。
「この人、命を燃やしているな」
第一印象はこれでした。
なんだか鬼滅の刃の煉獄さんみたいだな、と
そう感じました。
北原さんは美容師をしながら
副業のブログで月商100万円を達成。
その後5年で美容室Dearsを全国展開し、
起業家を育成する
スクールを運営しています。
そんな北原さんに惹かれたのは
「やり抜く力」
の大切さを何度も伝えて、
そして自身も体現していたから。

北原さんはこう言っていました。
「僕がなんで成長・成功できてるかっていうと、
ちゃんとやり抜いてきているからです。
これを選択しよう、ここに集中しようと
いつもやり抜いてるので
結果が出て当然なんです」
「ただ、天才でも何でもないので
結果が出るまでにはいつも時間がかかるし、
僕は遅咲きです」
「なぜ北原はここまでやり抜けるのかというと、
『どんな人生にするのか決めているから』です」
これらの言葉を聞いて
ハッとしました。
私は自分の人生で
なに一つ決めてこなかったな
これに気づいたとき、
猛烈に猛烈に悔しくなりました。
もちろん、
発酵料理教室もブログも
チャレンジはしてきました。
でも、なんとなく始めて
壁にぶつかっては終了していたんです。
「発酵料理教室でたくさんの人を幸せにしよう!」
「ブログで億り人になろう!」
こんな本気度が足りていなかった。
だから、いまの私は
何物にもなれていないんだ…
積み上がっていかないんだ…
これに気づいてショックだったけど、
まだまだ人生は半分以上ある。
いまが一番若い。
だったら人生本気のチャレンジをして、
後悔なく死んでいきたい。
そう思って私は、
自分にできることを探しました。
私の得意なこと、価値を提供できること。
迷いなくそれは
「聴いて書くことのスキル」でした。
10年以上培ってきたノウハウは、
絶対に「これから取材ライティング」を
極めたい人のお役に立てるはず。
でもね、
ライター講座をはじめてみようかな、
とは思うものの
自分で書くのと人に教えるのは大違い。
本当に生徒さんは書けるようになるのか?
その後案件受注できるのか?
不安要素は尽きませんでした。
そんな気持ちがユラユラしていた時に、
DMをくれたのが、
後に生徒さんとなるライターTさんでした。

まだ開講宣言すらしていない
ライター講座なのに、
受けたいと言ってくれる人がいるなんて…!!
これはやるしかないな
人生のスイッチが、
カチリとはいりました。
そして、2023年12月にゼロフラ1期を開講。
その後、たくさんのご縁があり、
生徒さんは数十人を超えました。
課題である自主制作記事を
基礎を押さえながら作る。
この当たり前のことを
当たり前にやりました。

すると、当たり前のように
生徒さんたちは
取材案件を受注するようになりました。


生徒さんの中には
「まりこさんのおかげで人生が変わりました」
と言ってくれた方もいます。
それを聞いて、
思いました。
私の役割って
スキルを提供することだけじゃないのかも。
もちろん正しい基礎は必要。
それがないと前に進むスピードがぐんと遅くなる。
到着したい地点にたどり着く前に
あきらめちゃうかもしれないし、
その前に人生が終わっちゃうかもしれない。
でも逆に、基礎さえあれば
いいって訳じゃない。
大事なことは
今回の人生でこれをやり抜きたい
ってちゃんと決めて動くことなんだ。
そしてね
「人生を燃やす」
困難があっても大丈夫。
そこを突破する方法はちゃんとあるから。
そういう意味での伴走ができると、
文字通り「人生が動き出す」を体感できるんだ…!
人生を決めれば、ちゃんと回りだす
人生って山登りと似ていてね、
あの山に登りたいとゴールを決めたら、
その方向に少しずつでも近づいていく。

でも、時間は有限だから、
そして情熱というものは永遠に続かないから、
できるだけ早く目的地にたどり着いた方がいい。
そして、
「いまはできない」と諦めの理由を作るのではなく
どうしたらできるのか
これを考えて動くといいです。
子育て中だからできない
妊娠してるからできない
子どもが受験生だからできない
親の介護をしてるからできない
本業があるからできない
自信がないからできない
高齢だからできない
家族の反対があるからできない
お金がないからできない
時間がないからできない
これ言うのは、
今日で終わりにしませんか?
誰もが、人生の本気スイッチを入れたとき
人生は良い方向にまわりだします。
私もそうでした。
ようやく使命を見つけて、
生徒さんを勝たせることにコミットしたい
それを達成する人生にしようと決めました。
私は、取材のスキル、書くスキルをお伝えしていますが、
何もこれは取材ライターになりたい人だけの
ためのものではないと思っています。
取材記事を書く力を磨くことで、
自分の可能性が広がるんです。
自分の器が広がるんです。
「人生が回りだす感覚をつかむ」
この表現が正しいのかも。
想像してみてください。
もしもあなたが
モヤモヤから解放されて、
迷いやブレがなく、
やるべきことにまっすぐコミットできるようになっていたら……
今の現状や常識にとらわれず
何でも叶えられると思いませんか?
(ちなみに、私のサポートでは、
この「思考の整理」もお手伝いしています)
さて、最後にお聞きします。
あなたは今回の人生で
何を成し遂げたいですか?
もしあなたが、
取材を通して自らの価値観を広げたい
文章の力で読者をインスパイアしたい
誰かに「ありがとう」と言われる文章を書きたい
こんな風に感じているなら、
渡辺まりこがあなたの人生を変えるために
お手伝いをできるかもしれません。
せっかくの一度きりの人生、
思いっきりチャレンジしないともったいないです。
自分を変えて、人生を変える。
そんな覚悟を持った人と一緒に
走っていけることを私も楽しみにしています!

