佐藤裕子さん|東京・多摩の取材ライター・デザイナー

自分の「弱い部分」と向き合い、
自信を持って取材記事を仕上げる力が身につきました
ゼロフラに参加した理由は?
私の場合ふたつの理由がありました。ひとつは、受講を決めたとき「街ブロガー」として毎日記事納品をしていたのですが、「開店/閉店などの新しい動き」「グルメ」だけではなく、「人を伝えたい=取材を学びたい」と思っていたこと。
そしてもうひとつは、デザイナーの仕事をするなかで「伝えたいことを言葉に落とす作業」が必要と感じて、もっと「相手の話をがっぷり聞く力が欲しい」と思っていたからです。
苦労したことは?
インタビューを記事にするとき、最大の難関がありました。他のゼロフラの先輩も書いている「鬼のような添削」。とは言いつつ「そんなにはないでしょう笑」とタカをくくっていました。…が、初稿戻しは「ガチやん」と独り言をつぶやくほど修正が入りました。
添削していただいて思った以上に辛かったのは、インタビュイーの心情の動きを表現することについてでした。というのも私はこれまで取材を文章にしたときにインタビュイーの気持ちについて言い切ったことが無かったからです。インタビュイーのことを書くためには、自分の耳と、そう解釈した自分に自信を持つ勇気、そしてその勇気から逃げない覚悟がないとダメなんだと思い知りました。
受講前と受講後で変わったことはなんでしょうか?
大きく変わったことは3つあります。 ①取材相手の心情を深掘りする ②取材依頼書に慣れる努力を始める ③取材前に写真の構図を考えるようになる これらを意識してするようになりました!
ゼロフラの推しポイントを教えてください
たくさんありますが、何より「同期」の存在は心強いです!1人ではないことがどれだけ心強いか。仲間でもあるし、けん制しあえる仲間は私には大事でした。情報や添削内容もメンバー分体験できますし、何よりメンバーの進捗状況が分かるので「私遅れてる!」と思えることが何よりも起爆剤でした。
今後のライター活動への意気込みをお願いします
取材をして、人を伝える仕事はやりがいがあると以前から思っていましたが、ゼロフラを受講して、取材ライターは意義がある仕事だと確信しました。伝える自信をつけるために数をこなしながら、成長していきたいと思います。
まだまだ未熟ですが、少しでも文章で地域に貢献していけるよう、これからも楽しみながら努力をしようと思います!
裕子さんは共感力がとても高い方。だから「しんどいテーマの記事(闘病など)は辛くて読めないんです」と言っていたことが印象的でした。これって憑依型ライターの素質が十分にある。ご本人はしんどいかもだけど、命を削りながらも魂込めた記事が書ける方だなぁと感じています。言語化の正確さへの執念もすごいのです。
今後はさらに「記事の質」を極めていくとのこと。これからの活躍を楽しみにしています!
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